タイルの浮きはなぜ起こる?|見えない劣化の正体とは
2026年2月17日

タイル外壁の異変を見逃していませんか?
タイル外壁は高級感があり、耐久性にも優れているため、マンションやビル、商業施設などで広く採用されています。
しかし、どれだけ丈夫なタイル外壁でも、年月の経過とともに劣化は進行します。
その中でも特に注意したいのが「タイルの浮き」です。
地上から見ただけでは分かりにくいことも多く、気付かないうちに進行しているケースも少なくありません。
今回は、タイルの浮きが発生する原因や放置するリスクについて解説します。
タイルの浮きとは何か
タイルの浮きとは、タイルや下地モルタルが建物本体から部分的に離れてしまった状態を指します。
見た目には異常がないように見えても、内部では接着力が低下していることがあります。
そのため、外観だけでは判断できないケースも多くあります。
なぜタイルの浮きが発生するのか
タイルの浮きにはさまざまな原因があります。
代表的なものとしては、
・経年劣化
・雨水の侵入
・地震や振動
・温度変化による膨張と収縮
・施工時の不具合
などが挙げられます。
建物は常にわずかに動いており、長年にわたって繰り返し負荷がかかっています。
その結果、タイルと下地の間に隙間が生じ、浮きにつながることがあります。
タイルは一枚だけ浮くとは限らない
タイルの浮きは一部だけ発生する場合もありますが、実際には周辺にも同様の症状が広がっていることがあります。
地上から一箇所だけ異常が見えた場合でも、詳しく調査すると広範囲で浮きが確認されるケースも珍しくありません。
そのため、部分的な確認だけでは十分ではない場合があります。
放置するとどうなるのか
タイルの浮きを放置すると、最も心配なのが落下事故です。
浮いた状態が進行すると、タイルが剥がれて落下する可能性があります。
万が一、人や車両に当たれば大きな事故につながることもあります。
また、
・雨水の侵入
・下地の劣化
・補修範囲の拡大
などにつながることもあります。
早期発見・早期対応が重要です。
地上からでは分からないことも多い
高所にあるタイルの状態は、地上からでは詳しく確認できません。
特にマンションやビルでは、見上げるだけで劣化状況を判断することは困難です。
そのため近年では、外壁調査 ドローンを活用した調査が増えています。
足場を設置することなく、高所の状態を効率よく確認できるためです。
赤外線調査で分かるケースもある
タイルの浮き調査では、赤外線 ドローンを活用する方法もあります。
浮きが発生している部分では、周囲と温度差が生じることがあります。
その温度差を赤外線カメラで確認することで、異常箇所の把握につながる場合があります。
もちろん、すべての浮きが赤外線で確認できるわけではありませんが、有効な調査手法の一つです。
建築的な視点で調査することが重要
タイルの浮きは、単に「浮いている」「浮いていない」だけではありません。
なぜ浮いたのか。
今後どのように進行する可能性があるのか。
そういった判断も重要になります。
建築会社を母体とする当社では、建物全体の状態を踏まえた調査を行っています。
単なる確認作業ではなく、今後の維持管理に役立つご提案を心掛けています。
タイルの浮きは早期発見が重要
タイルの浮きは、見た目だけでは判断しにくい劣化の一つです。
しかし、放置することで事故や大規模修繕につながる可能性があります。
建物の安全性と資産価値を維持するためにも、定期的な確認が重要です。
気になる症状がある場合は、早めの調査をおすすめします。
大阪を拠点に全国対応しております。
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