台風被害補修工事｜雨漏り診断・屋根工事なら東大阪瓦産業

トップページ
施工実績
施工実績
台風被害補修工事

台風被害補修工事

今回は今年の秋に来た台風被害の雨漏り修理の現場です。

こちらのお宅は台風の風当たりが酷かったのか、普段の雨では雨漏りしていないのに雨漏りしてしまったのと、雨樋が固定金具から割れて飛んで落ちてしまっていました。

↓先に雨樋の被害の写真です

↑こちらは大阪ですが、大阪の台風被害でも中々見る事がない雨樋の被害で、元々付いていた雨樋が台風の強風によって軒金具が割れて軒樋が丸々地面に落ちてしまっていました、立地的に結構風が強そうな場所のお家だったので新しく付ける金具は以前の物より強度が強い金具を施工して復旧させてもらいました。

↓次に雨漏り修理の屋根部分の写真です。

↑パッと見何も問題なさそうですが台風の時に雨漏りしました。

↓棟板金を取って見ると、中に打っている貫板に雨のシミみたいなのが確認できました。

普段の雨では全然大丈夫な状態ですが、台風の横風を伴った雨が棟板金を越えて入ってしまっています。

↓貫板を取った状態の写真です。

この時に気がつきましたが、一番上の屋根材を止めている釘の位置が若干下に感じました。下過ぎるとその釘穴から雨が入ってしまい雨漏りしてしまう事もあります。

↓また台風が来た時に同じ様な被害にあわない為に今回は新たに貫板を打ちなおした後に貫板のフチにシリコンを流して雨水が棟板金を越えて入って来ても雨漏りしないように処置しました。あと先ほど書いた屋根材の釘穴もシリコンで埋めました。

↓最後に新しい棟板金を施工しますが、この棟板金の重なり部分も雨水が染みて入っていかないようにシリコンをつけてから施工します。

棟板金を被せたら上からビスで中の貫板に緊結します。昔の施工の棟板金は釘を貫板に打って固定されている物が多いですが、年数が経った家の棟板金の釘が結構浮いたり取れたりしていますので、当社はビスでガッチリ緊結して飛ばない様にしています。

↓施工後の仕上がり写真です。

これで来年台風が来ても雨漏りしないです。

このお家の工事は棟板金のやり替えでしたが、今年の台風被害で多かったのは、棟板金自体が台風で飛ばされてしまったという被害が多かったです。結構気づかなくて近所の人から言われて初めて自分の家の屋根をみて慌ててウチに問い合わせてくれた方もいるので、台風等があった後は一度ご自宅の屋根を外の見える位置から見て大丈夫か確認して貰った方がいいです。

監修者情報

渡士　兆文（わたし　よしふみ）　東大阪瓦産業株式会社　代表取締役

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人　全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。