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雨漏りから家を守るルーフィング(防水シート)の種類と選び方

野地板の上に張って、屋根材からの水漏れを外に排出する役割を持つルーフィング。ルーフィングには多くの製品があり、それぞれ耐久性や透湿性が異なります。今回は屋根のリフォーム時に吟味したい、ルーフィングの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

ルーフィング(防水シート)とは

  • 雨漏りから家を守るルーフィング(防水シート)の種類と選び方

ルーフィングとは野地板の上に張って屋根の下地を作るシート状の防水建材で、施工業者によっては「防水シート」と呼ぶこともあります。雨水が瓦やカラーベストなどの屋根材を経て屋根に侵入した場合に、雨水を雨樋に排出する役割があります。家内部の湿度を吸収して結露を防ぐ機能もあり、家の快適さや耐久性に大きく影響するパーツといえるでしょう。

ルーフィングにはさまざまな素材がありますが、それぞれ「止水性」「透湿性」「耐久性」などの要素に個性が表れます。屋根の葺き替えや雨漏りの修理でルーフィングを選ぶときは、以下のようなポイントに注目してみましょう。

 

止水性

ルーフィングは「タッカー」という道具を用いて野地板に張りつけて行います。止水性は、こうした施工の過程で開いてしまう小さな穴から雨水を漏らさない性能です。

 

透湿性

家にこもる湿気を排湿する性能です。透湿性の高いルーフィングを選べば屋根裏の蒸れを防止できます。

 

耐久性

シートに有害な変質、変形を生じさせない性能です。日光や雨を受け止める屋根は家の中でもっとも高温と低温を繰り返している場所なので、長年使用しても、伸び縮みしない耐久性の高いルーフィングを選びましょう。

 

蒸れを防いで快適な「透湿ルーフィング」

  • 雨漏りから家を守るルーフィング(防水シート)の種類と選び方

ルーフィングには大きく分けで「透湿系」と「非透湿系」の2種類があります。透湿ルーフィングは「湿気は通すものの水は通さない」という性能を持つ素材で、屋根裏が結露しにくいのが特徴です。防水建材として非常に優れていますが、価格は「1棟当たり約5万円~」とやや高めなので、あまり普及していないのが現状です。

 

止水性を重視するなら「非透湿ルーフィング」

非透湿ルーフィングは止水性の高さとコストの低さが特徴で、多くの家屋に採用されています。種類が豊富なため、価格は「1棟当たり約2万円~4万円」と幅が広くなります。お住まいの地域の気候や屋根材との相性に合わせて最適な素材を選びましょう。

 

アスファルトルーフィング

非透湿系のルーフィングとして代表的なのが、アスファルトを板紙やフェルトに染み込ませ、その両面に鉱物質の粉末を付着させた「アスファルトルーフィング」です。アスファルトは道路の舗装にも用いられるほど優れた防水性を持っています。ただし、低温になると割れやすく、高温では柔らかくなりすぎてしまうという弱点があるので、その点には注意が必要でしょう。

 

改質アスファルトルーフィング

アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混ぜた改質アスファルトルーフィング(別名:ゴムアスファルトルーフィング)は、収縮性に優れた素材です。タッカー留めや屋根材の釘打ちでできた穴からの浸水を最小限に留めるうえ、高温でも伸びにくく、低温では割れにくいという特徴もあるため、耐久性も申し分ありません。

 

ルーフィングは地域の気象や屋根形状で選ぼう!

屋根は、屋根材とルーフィングの2層で雨漏りを防いでいます。リフォームのコストを抑えようとしてルーフィングの性能に妥協すると、雨水が野地板に浸透しやすくなり、長い目で見るとメンテナンスのコストが高くついてしまうかもしれません。リフォームの際にルーフィング選びで迷ったら、大阪、兵庫、奈良エリアで豊富な施工実績を持つ東大阪瓦産業にご相談ください。

 

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渡士 兆文(わたし よしふみ) 東大阪瓦産業株式会社 代表取締役

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人 全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。

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