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瓦屋根の重要部位「谷板」とは?入れ替え工事の手順

  • 瓦屋根の重要部位「谷板」とは?入れ替え工事の手順

家を建ててから数年、数十年と年月を重ねると、屋根材の劣化、放水材の劣化、壁の亀裂など雨漏りの原因となる箇所が増えてきます。今回ご紹介する「谷板」もそのうちの一つですが、谷板とはどういったものなのでしょうか。また、修理工事にはどのような工程が行われるのかについても知っておきましょう。

谷板とは

屋根面と屋根面のつなぎ目部分で、水が溜まりやすい部分を「谷」といいます。この谷の部分で屋根から水を流すために使用されるのが「谷板」です。屋根の上にあるため普段はなかなか目にする機会がありませんが、雨から家を守る非常に重要な部分でもあります。

谷部は雨の通り道であるという性格上、雨漏りの発端になりやすい部位でもあります。谷部からの雨漏りの原因を詳しく見ていきましょう。

雨水が2方向から流れてくるため水量が多い

谷部は雨水が2方向から流れてくる場所なので、その分水量が多くなります。水量が多くなることで水圧も増すため雨水が染み込みやすく、最も水量が増える軒先では水が溢れてしまう可能性もあり、雨漏りの原因となります。

谷板に金属を使用している

谷板には金属が使用されるのが一般的です。水滴がよく当たる場所などは特に劣化しやすく、年月の経過とともに穴が空き、雨漏りの原因になりがちです。

 

今と昔の「谷板」の違い

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ひと昔前まで、谷板には銅板性の板金を加工したものがよく使われていました。これは、銅が酸化すると緑青と呼ばれるサビが発生し、内部の腐食を防いでくれると考えられていたためです。しかし、近年では以下のような理由によって、銅製の谷板は穴が空きやすいと考えられるようになりました。

・陶磁器の釉薬には銅を溶かす性質がある
・釉薬に含まれる金属成分が銅に付着することで錆びを発生させる
・酸性雨が銅を腐食させる

現在では、サビなどにも強いステンレスやガルバリウム鋼板などを谷板に使用するのが一般的です。家を建ててから数十年経っている場合や、谷板に銅を使っている場合などは早いうちに交換を検討しましょう。また、ステンレスやガルバリウム鋼板を使用している場合でも、錆びたものが触れていると「もらい錆」が発生し穴が空いてしまうケースがあります。劣化の進行を防ぐために適度な点検を心がけ、適宜修理を行いましょう。

谷板入れ替え工事の手順

谷板入れ替えの工事は次のような手順で行います。

1.谷板周辺の瓦を取り外し、付いている谷板金を取り除く
2.新しく谷板を取り付ける部分に防水下地材(ルーフィング)を取り付ける
3.ステンレスやガルバリウム鋼板でできた新しい谷板金を取り付ける
4.周囲の瓦を葺き直して施工完了

瓦屋根の場合は部分的な工事が可能なため、通常であれば1日~3日ほどで入れ替え工事が完了します。谷板の劣化が気になる場合は専門家に相談し、交換を検討しましょう。

大阪の谷板入れ替え工事は東大阪瓦産業へ

谷板は雨水の通り道となる屋根にとって重要な部分です。その分ダメージも大きく、穴が空いてしまうなど雨漏りの大きな原因となることも少なくありません。

谷板の入れ替え工事や谷廻り屋根材の葺き直しは、大阪、兵庫、奈良エリアの屋根調査、修理工事を行う東大阪瓦産業にご相談ください。屋根のスペシャリストがお客様の大切なお家の屋根を丁寧に点検し、「再発しない雨漏り修理」のための工事を行います。

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渡士 兆文(わたし よしふみ) 東大阪瓦産業株式会社 代表取締役

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人 全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。

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